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記事 · 農薬不使用 2026-07-19

農薬を使わない屋内農場の害虫管理

農
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農場からの記事
2026-07-19
葉が重なり合う緑の葉物野菜のアップ

「農薬を使わない」と言うのは簡単ですが、実際に屋内農場で害虫を管理するには、代わりの手段を組み合わせる必要があります。Fresh Solsticeでは開業以来、農薬を一度も使っていませんが、それは害虫が出ないからではありません。出たときにどう対処するかを決めているからです。

屋内農場でよく見られる害虫の種類

当農場で最も頻繁に見られる害虫は、アブラムシとコナジラミです。どちらも葉物野菜の汁を吸い、放置すると株全体に広がります。アブラムシは春と秋に発生しやすく、コナジラミは夏の高温期に増えやすい傾向があります。

ハモグリバエの幼虫(葉の中に潜り込む種類)も年に数回見られます。これは葉に白い線状の痕を残すため、発見しやすいのが特徴です。発見次第、該当の葉を除去しています。

物理的な遮断の具体的な方法

農場の出入り口には二重扉を設置しており、外部からの害虫の侵入を防いでいます。換気口にはメッシュサイズ0.4mmの防虫ネットを張っており、年に2回交換しています。これだけで侵入経路の大部分を塞げます。

作業者が農場に入る際は、専用の上着と帽子に着替えることにしています。外から害虫の卵や幼虫を持ち込まないための習慣です。農場見学の参加者にも、入場前に粘着シートで靴底を拭いていただいています。

  • 二重扉による出入り口の遮断
  • 換気口への防虫ネット設置(0.4mmメッシュ)
  • 作業着の農場専用化
  • 見学者の靴底粘着シート処理

天敵昆虫の導入について

アブラムシが一定数を超えた場合、天敵昆虫であるコレマンアブラバチを導入しています。これは農業資材として市販されており、地元の農業資材店などから購入できます。コレマンアブラバチはアブラムシに寄生して繁殖するため、農薬を使わずにアブラムシの密度を下げることができます。

天敵昆虫の導入は、害虫が「いなくなる」ことを目的とするのではなく、「増えすぎない」状態を維持することが目的です。完全にゼロにしようとすると、天敵昆虫も生存できなくなります。この考え方に慣れるまでには、時間がかかりました。

農薬不使用の管理は、手間がかかる部分もありますが、野菜の品質に直結していると考えています。農場見学では、防虫ネットや天敵昆虫の実物もご覧いただけます。

#農薬不使用#害虫管理#天敵昆虫#屋内農場

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